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日本の留学ビザとは?取得方法・必要書類・注意点を徹底解説!
▶ 日本で学びたいあなたへ:まず知るべき「留学ビザ」の基本
日本の大学、専門学校、日本語学校に進学するには「留学ビザ(在留資格:留学)」が必要です。
この記事では、初めての留学ビザ申請者や受け入れ教育機関の担当者向けに、以下のポイントをわかりやすく解説します:
- 留学ビザとは何か?
- 必要な条件・書類一覧
- よくある不許可理由と対策
- 留学中の就労(アルバイト)に関する注意点
🎓 留学ビザとは?
「留学ビザ」は、日本で6か月以上の教育課程(大学・専門学校・日本語学校など)を受ける外国人に対して発給される在留資格です。
在留資格の正式名称:在留資格「留学」
所管官庁:出入国在留管理庁(入管)
滞在期間:6か月〜4年3か月(延長可)
👉 外部リンク:出入国在留管理庁「在留資格 留学」公式ページ
📑 留学ビザの取得に必要な基本書類
留学ビザを申請するには、まず「在留資格認定証明書(COE)」の交付申請が必要です。
その上で、ビザ申請を行う形になります。
🔹 必要書類一覧(代表例)
書類名 | 内容・備考 |
---|---|
入学許可証 | 学校側が発行する公式書類 |
在留資格認定証明書交付申請書 | 所定の様式(A4) |
学歴証明書 | 最終学歴の卒業証明書・成績証明書 |
財政証明書 | 銀行残高証明、学費支弁者の所得証明など |
パスポートの写し | 顔写真のページ |
写真(縦4cm×横3cm) | 申請書に貼付 |
👉 関連記事:在留資格認定証明書とは?取得方法と注意点をわかりやすく解説
⚠️ 留学ビザでよくある不許可事例とその対策
❌ 不許可事例1:資金証明が不十分
対策: 支弁者の職業・収入・資産の根拠となる書類(例:納税証明、預金通帳)をしっかり提出。
❌ 不許可事例2:学歴・目的に一貫性がない
対策: 留学の動機書に明確な目的・進路・将来像を書く。学歴の空白期間がある場合は理由を説明する。
💼 留学中にアルバイトはできる?
はい、資格外活動許可を得ることで、週28時間までのアルバイトが可能です。
ただし、風俗営業関連や深夜労働はNG。無許可での就労は退去強制の対象になります。
👉 外部リンク:資格外活動許可について(出入国在留管理庁)
📆 ビザ取得の流れ【簡単ステップ】
- 日本の教育機関に出願・合格
- 学校がCOE(在留資格認定証明書)を代理申請
- COE交付後、母国の日本大使館でビザ申請
- ビザ発給・来日
- 入国後に在留カード発行
📌 まとめ:留学ビザ取得は「準備が9割」
チェック項目 | 確認すべきこと |
---|---|
教育機関の種類 | 日本語学校、専門学校、大学など |
財政証明 | 学費と生活費をカバーできるか |
書類の正確性 | 虚偽・誤字・記入漏れがないか |
留学の目的 | 一貫性ある学習計画と将来像を示す |
💬 よくある質問(FAQ)
Q1:COEは自分で申請できますか?
A:原則として、受け入れ機関(学校)が代理申請します。
Q2:家族を連れて行けますか?
A:「家族滞在ビザ」を別途取得すれば可能です。
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![]() 「記事監修」 加納行政書士事務所 運営HP:ビザ申請サポートNavi https://visasupportnavi.net/ 代表 特定行政書士 加納 裕之 「学歴」 同志社大学大学院法学研究科公法学専攻博士前期課程修了(修士(法学)) 明治大学法科大学院修了 「資格」 行政書士(特定付記)、TOEIC805点 「専門分野」 入管取次・ビザ申請、在留資格、永住・帰化、外国人問題、国際公法 |