日本人の配偶者ビザに必要な書類一覧|不許可を避けるポイントも解説!

「日本人と結婚してビザを取りたい」「必要な書類を正確に知りたい」――この記事では、日本人の配偶者ビザ申請に必要な書類と、審査通過のための具体的なポイントを徹底解説します。


1,✅この記事でわかること

  • 「日本人の配偶者ビザ」とは?
  • 2025年最新版|必要な書類一覧
  • 書類準備の注意点
  • 不許可を避けるためのコツ
  • よくある質問(FAQ)

2,📌「日本人の配偶者ビザ」とは?

「日本人の配偶者ビザ」とは、正式名称を**在留資格「日本人の配偶者等」**といい、日本人と結婚した外国人が日本に中長期的に滞在・就労するための在留資格です。

このビザを取得すれば、就労制限がなく、日本国内で自由に働くことが可能になります。

しかし、偽装結婚の対策として審査は年々厳格化。特に「提出書類の不備」や「説明不足」は不許可の大きな原因になります。


3,📄日本人の配偶者ビザ|必要書類一覧(2025年最新版)

✅基本書類

書類名内容
在留資格認定証明書交付申請書(所定様式)入管庁HPよりダウンロード
写真(4cm×3cm)6ヶ月以内に撮影、背景無地
パスポートのコピー外国人配偶者のもの
婚姻証明書 + 日本語訳母国での結婚登録証明書
日本人の戸籍謄本婚姻の事実が記載されているもの(3ヶ月以内)
住民票の写し(世帯全員)続柄と世帯構成が確認できるもの
質問書(交際の経緯)出会いから結婚に至る経緯を詳細に記載
写真資料(交際・結婚式・旅行など)夫婦の関係がわかる画像(複数枚)
身元保証書(所定様式)日本人配偶者が保証人となるもの
日本人配偶者の課税証明書・納税証明書(1年分)収入証明。市区町村役場で取得可能

🔁ケースにより追加提出が求められる書類

状況追加で必要になることのある書類
外国人配偶者が再婚離婚証明書+日本語訳
日本人配偶者が再婚前婚の離婚証明または除籍謄本
収入が不安定・少ない場合銀行残高証明書、保証人の収入証明など
短期間の交際メッセージ履歴、手紙、通話記録などの詳細な証拠

4,📝書類作成のポイントと注意事項

  1. 外国語の書類はすべて日本語訳を添付
    翻訳者の氏名・住所・連絡先・署名を記載
  2. 全書類は「矛盾なく」「一貫性のある内容」で揃える
    → 質問書と写真、住民票・戸籍謄本の内容が一致していること
  3. 写真資料は最低5〜10枚が推奨
    → 結婚式、旅行、家族との交流など複数のシーンで自然な写真を用意
  4. 提出書類の有効期限に注意
    → 原則「発行から3ヶ月以内」のものを提出

5,🎯審査を通すためのポイント3選

✅1. 婚姻の真実性を丁寧に証明

  • 出会いから結婚までの経緯を明確に
  • 写真、チャット履歴、訪問記録なども有効

✅2. 経済的安定性を示す

  • 課税証明書や預金残高で生活可能な水準を提示
  • 不足がある場合は親族などの「保証人」を活用

✅3. 提出書類は専門家に一度確認してもらう

  • ビザ専門の行政書士に事前相談することで、不許可リスクを最小限に抑えることが可能

6,💬よくある質問(FAQ)

Q1. 交際期間が短くてもビザは取れますか?

A:取得は可能ですが、真剣な交際であることを多くの証拠で示す必要があります。

Q2. 離婚歴があると審査に影響しますか?

A:影響はありますが、不利になるとは限りません。前回の婚姻の終了をきちんと証明すれば問題ありません。

Q3. 日本人配偶者の収入が少ないと不許可になりますか?

A:生活費を賄える手段(貯金、親族からの支援)があれば許可されることもあります。


🧩まとめ:配偶者ビザ成功の鍵は「準備力」

✅ 書類の正確性・一貫性が何より重要
✅ 審査官が「本物の夫婦だ」と納得できる資料を用意
✅ 不安な場合は、行政書士など専門家に相談するのが確実です

  「記事監修」
加納行政書士事務所
運営HP:ビザ申請サポートNavi https://visasupportnavi.net/  

代表
特定行政書士 加納 裕之  
「学歴」
 同志社大学大学院法学研究科公法学専攻博士前期課程修了(修士(法学))  
 明治大学法科大学院修了
「資格」  
行政書士(特定付記)、TOEIC805点
「専門分野」
 入管取次・ビザ申請、在留資格、永住・帰化、外国人問題、国際公法

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