登録支援機関の選び方|失敗しない選定ポイントとおすすめチェックリスト
外国人材を受け入れる企業が知っておくべき「登録支援機関」の選び方を徹底解説。信頼できる支援機関を見極め、特定技能制度を最大限に活用しましょう。
目次
1,登録支援機関とは?
登録支援機関とは、特定技能外国人を受け入れる企業に代わり、支援計画の実施を行う外部機関です。出入国在留管理庁(入管庁)に正式に登録された法人のみがこの業務を担うことができます。
主な支援内容
- 生活オリエンテーションの実施
- 日本語学習支援
- 住居確保・生活支援
- 就労・労働環境の相談窓口の設置
詳しくは出入国在留管理庁の公式ページをご参照ください。
2,登録支援機関を利用するメリット
企業が直接支援業務を行うことも可能ですが、登録支援機関を活用することで、以下のようなメリットがあります。
- 専門知識を持つプロに任せられる
- 外国人材への適切な対応で定着率向上
- 入管庁への対応もスムーズに進行
- 社内の人的リソースを節約できる
3,登録支援機関の選び方|7つのチェックポイント
登録支援機関を選ぶ際には、次の7つのポイントを確認しましょう。
① 登録番号の有無と登録状況の確認
- 入管庁の登録支援機関検索ページで最新情報を確認
⇒ 登録支援機関検索システム(法務省)
② 対応可能な言語と支援体制
- 外国人材の母国語に対応しているか
- 翻訳・通訳スタッフが常駐しているか
③ 支援実績と評価
- 特定技能の支援実績が豊富か
- クチコミ・紹介事例があるか(GoogleマップやSNSも活用)
④ 支援の範囲と内容の明確さ
- どこまで企業が負担するのか契約前に確認
- 支援内容に過不足がないか
⑤ 対応のスピードと柔軟性
- トラブル対応のレスポンスは迅速か
- オンライン対応など柔軟なサービスがあるか
⑥ 契約内容と料金体系の透明性
- 初期費用や月額費用の内訳を明確に提示しているか
- オプション料金が発生しないか
⑦ コンプライアンス意識の高さ
- 法令遵守(不適切な斡旋行為の有無など)
- 情報管理体制が整備されているか
4,よくある失敗例とその対策
失敗例1:登録番号がない機関に依頼してしまった
→ 対策:必ず入管庁公式サイトで登録確認
失敗例2:外国人とのトラブル対応が不十分
→ 対策:サポート体制・母国語対応を重視する
失敗例3:追加費用が頻発した
→ 対策:料金体系が明確な機関を選ぶ
5,登録支援機関の検索・比較方法
登録支援機関を比較する際は、以下の方法がおすすめです:
- 入管庁の支援機関一覧(CSV)を活用
- 地域別・言語別で絞り込む
- サイトの「導入事例」や「お客様の声」ページをチェック
- 比較サイト(例:特定技能ナビ、登録支援PRO)も参考に
6,まとめ|信頼できるパートナーを見つけよう
登録支援機関の選定は、外国人材の定着・活躍に直結する重要な要素です。安さや近さだけで選ばず、実績・支援体制・対応言語などをしっかり確認しましょう。
![]() 「記事監修」 加納行政書士事務所 運営HP:ビザ申請サポートNavi https://visasupportnavi.net/ 代表 特定行政書士 加納 裕之 「学歴」 同志社大学大学院法学研究科公法学専攻博士前期課程修了(修士(法学)) 明治大学法科大学院修了 「資格」 行政書士(特定付記)、TOEIC805点 「専門分野」 入管取次・ビザ申請、在留資格、永住・帰化、外国人問題、国際公法 |
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