「そもそも就労ビザとは?外国人が日本で働くための基礎知識」

日本で働くためには「就労ビザ(在留資格)」が必要です。しかし、**「就労ビザとは何か」「どんな種類があるのか」**を正しく理解している方は少なくありません。本記事では、就労ビザの基本から種類・取得要件・注意点まで、行政書士監修のもとわかりやすく解説します。


就労ビザとは?

「就労ビザ」とは、外国人が日本で合法的に働くための在留資格を指します。
法的には「就労を目的とする在留資格」の総称であり、正式名称はビザではなく「在留資格」です(※「ビザ」とは日本入国時の査証のことを指します)。

就労ビザの特徴

  • 取得には専門分野・学歴・実務経験などの条件が必要
  • 資格ごとに就労可能な職種が限定される
  • 雇用契約や給与水準が入管基準を満たしている必要がある

就労ビザの主な種類

就労ビザは職種や活動内容に応じて細かく分かれています。代表的なものは以下の通りです。

1. 技術・人文知識・国際業務ビザ

2. 経営管理ビザ

3. 高度専門職ビザ

4. 特定技能ビザ


就労ビザ取得の流れ

  1. 雇用先を決定(内定・契約)
  2. 在留資格認定証明書(COE)の申請
  3. 日本大使館・領事館でビザ申請(海外在住の場合)
  4. 入国・在留カード受領

就労ビザ取得の注意点

  • アルバイト・単純労働は不可(例:コンビニ店員、清掃作業など)
  • ビザの種類に合わない職種への従事は禁止
  • 申請時の書類不備は不許可の原因に

専門家に相談すべきケース

  • 初めてのビザ申請で手続きに不安がある
  • 学歴・職歴が要件を満たすか不明
  • 不許可歴がある

行政書士に依頼することで、要件確認・書類作成・入管対応まで一貫したサポートが可能です。


参考リンク


まとめ

就労ビザは、職種や学歴・経験に応じて種類が分かれているため、まずは自分のキャリアに合うビザを理解することが大切です。

ビザの選択や申請に不安がある場合は、専門家への相談をおすすめします。

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「記事監修」
加納行政書士事務所
運営HP:ビザ申請サポートNavi https://visasupportnavi.net/  

代表
特定行政書士 加納 裕之  
「学歴」
同志社大学大学院法学研究科公法学専攻博士前期課程修了(修士(法学))  
明治大学法科大学院修了
「資格」
 行政書士(特定付記)、TOEIC805点
「専門分野」
 入管取次・ビザ申請、在留資格、永住・帰化、外国人問題、国際公法