技術・人文知識・国際業務ビザ（在留資格「技術・人文知識・国際業務」）で転職はできる？在留資格変更・活動機関変更の注意点を徹底解説

技術・人文知識・国際業務ビザ（在留資格「技術・人文知識・国際業務」）とは？

「技術・人文知識・国際業務」ビザは、外国人が日本でホワイトカラー業務に従事する際に必要な在留資格です。
具体的には、以下の業務が対象です：

詳しくは：技術・人文知識・国際業務ビザの概要｜出入国在留管理庁

はい、技術・人文知識・国際業務ビザ（在留資格「技術・人文知識・国際業務」）を持っている方でも転職は可能です。
ただし、在留資格の条件に合致した職種への転職でなければならず、手続きも必要です。

例）システムエンジニアからシステムエンジニア → OK
例）システムエンジニアから飲食店の接客 → NG（ビザ更新時に不許可の可能性あり）

転職したら、**出入国在留管理庁に「活動機関に関する届出」**を行う必要があります。

以下のケースでは「在留資格変更許可申請」が必要です：

技術・人文知識・国際業務ビザ（在留資格「技術・人文知識・国際業務」）は「活動先（会社）と職務内容」に強く結びついています。
そのため、在留資格更新時には以下が審査されます：

企業が在留資格に合わない仕事を外国人にさせた場合、「不法就労助長罪」となる可能性があります。
不法就労助長罪とは？企業・個人が知るべきリスクと対策

更新時には、以下の書類が求められることが一般的です：

関連記事：技術・人文知識・国際業務ビザ（技人国）の更新完全ガイド｜必要書類・手続き方法

次のような場合には在留資格が更新できない、または取り消されるリスクがあります：

在留資格の取り消し要件について詳しく知りたい方はこちら
在留資格の取り消し条件とは？知らないと危険なケースと対処法を解説【外国人・雇用主必見

転職を考える際は、以下の点を事前に確認しましょう：

また、転職先の人事担当が外国人雇用に慣れているかも重要なポイントです。

技術・人文知識・国際業務ビザ（在留資格「技術・人文知識・国際業務」）を持っている方の転職は可能ですが、在留資格の要件に適合した職種への転職であることと、速やかな手続きが重要です。

適切な対応をしなければ、更新不許可や在留資格の取り消しといったリスクもあるため、事前に専門家へ相談することをおすすめします。

まずは、無料相談に、お気軽にお申込み下さい。ご相談の申し込みは、「お問い合わせページ」から承っております。なお、無料相談は事前予約制とさせて頂いています。