永住申請に必要な書類とは?チェックリスト&取得方法ガイド


この記事の概要

「永住申請に必要な書類は何?」「どこで手に入るの?」という疑問を持つ方向けに、2025年最新版の書類一覧と取得方法をわかりやすく解説。申請に失敗しないための注意点や、よくある質問にも対応しています。


この記事でわかること

  • 永住申請に必要な書類一覧(2025年版)
  • 書類の取得方法と注意点
  • よくある間違いや不備事例
  • 永住許可をスムーズに進めるコツ

1. 永住申請とは?どんな人が対象?

日本の「永住者」になるための在留資格変更申請です。在留期限がなくなり、職業・活動に制限がなくなるため、多くの外国人にとって重要なステップです。一般的に、以下のいずれかを満たす必要があります。

  • 10年以上日本に在留している
  • 日本人または永住者と結婚している(配偶者要件あり)
  • 高度専門職で5年以上活動している

2. 永住申請に必要な書類一覧

申請時に求められる書類は、あなたの在留資格・家族構成によって多少異なりますが、主に以下の書類が必要です。

📌 基本書類(全員共通)

書類名備考
永住許可申請書(様式)入管の公式サイトからDL可
写真(縦4cm×横3cm)背景白、6ヶ月以内
パスポート原本+コピー
在留カード原本+コピー
住民票の写しマイナンバーなし、世帯全員分が望ましい

📌 収入・納税関連

書類名発行元備考
所得税の納税証明書(その1・その2)税務署直近1〜3年分が一般的
住民税の課税証明書市区町村最新年度分
源泉徴収票勤務先最新年度

📌 雇用証明・在職状況

書類名発行元備考
在職証明書勤務先発行日から1ヶ月以内推奨
雇用契約書の写し勤務先雇用内容の確認用
勤務先の会社概要資料パンフやHPのコピー可

📌 配偶者が日本人または永住者の場合

書類名発行元備考
戸籍謄本(日本人配偶者)市区町村最新のもの
結婚証明書外国で結婚の場合は翻訳必須
配偶者の在留カードまたは国籍確認書類両方提出が望ましい

📌 その他(任意だが推奨)

  • 理由書(なぜ永住したいか)
  • 銀行の残高証明書(経済的安定性の証明)
  • 不動産・自家用車の所有証明

3. 書類ごとの取得方法と注意点

▶ 住民票の取得

  • 発行元:市区町村役場
  • 注意点:マイナンバーが記載されていないものを依頼

▶ 納税証明書

  • 発行元:税務署・市役所
  • 税務署では「その1(所得)」と「その2(納税)」両方必要

▶ 在職証明書

  • 勤務先の人事・総務課に依頼
  • 発行日から1ヶ月以内が望ましい

4. 永住許可が通らない主な理由とは?

永住申請の不許可になる主な原因は以下の通りです:

  • 納税義務の未履行(遅延や未納)
  • 所得が基準以下(年収300万円未満は要注意)
  • 軽微でも法違反歴がある(交通違反も含む)
  • 書類の不備や虚偽記載

📌 POINT:理由書をしっかり書くことで、不許可リスクを軽減できます。


5. よくある質問(FAQ)

Q. 理由書は必須ですか?

A. 任意ですが提出を強く推奨します。自分の貢献・家族構成・生活実態を伝えるチャンスです。

Q. フリーランスでも申請できますか?

A. 可能です。安定収入を証明できる確定申告書・通帳コピーなどを添付しましょう。

Q. 永住申請にかかる期間は?

A. 通常4〜8ヶ月。書類不備や審査混雑により遅れる場合あり。


6. まとめと無料チェックリスト

永住申請に必要な書類は非常に多岐にわたりますが、準備と計画を立てて対応すればスムーズに進められます。

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「記事監修」
加納行政書士事務所
運営HP:ビザ申請サポートNavi https://visasupportnavi.net/  

代表
特定行政書士 加納 裕之  
「学歴」
 同志社大学大学院法学研究科公法学専攻博士前期課程修了(修士(法学))
 明治大学法科大学院修了
「資格」
 行政書士(特定付記)、TOEIC805点
「専門分野」
 入管取次・ビザ申請、在留資格、永住・帰化、外国人問題、国際公法

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