特定技能ビザ(在留資格「特定技能」)更新手続きの流れを5ステップで解説〜流れ・提出書類・注意点・Q&Aまで完全網羅〜


はじめに

「特定技能ビザ(在留資格『特定技能』)」は、日本で就労するための在留資格です。就労期間を延長して引き続き日本で働くには、在留期間更新許可申請(いわゆる“ビザ更新”)を期限までに行う必要があります。
更新申請は、特定技能1号・2号の双方で必要であり、申請漏れや誤った手続きは、在留資格失効や不許可のリスクにつながります。


① 特定技能更新とは?

在留資格「特定技能」で日本に滞在している外国人は、在留期間の満了日までに更新申請を行わなければなりません
更新を申請して許可されると、現在の就労先で引き続き就労可能な在留期間が付与されます。

特定技能は以下の2種:

  • 特定技能1号:就労が可能な基本タイプ(最長5年まで)
  • 特定技能2号:熟練技能者向け、更新可能で上限なし(家族帯同可の場合もあり)

② 更新申請の基本フロー(ステップ)

※在留期間満了日の3ヶ月前から申請可能ですが、余裕を持って4〜5ヶ月前に準備を開始することがおすすめです。


Step1:更新の必要性確認

  • 在留カードの在留期間満了日をチェック
  • 申請期限(満了日の前日まで)を確認

Step2:必要書類の収集・作成

申請書類は「申請人本人分」と「所属機関(受入れ企業)分」に分かれます。
詳細は後述の「③ 必要書類一覧」で詳述します。


Step3:申請手続き

更新申請は以下のいずれかで提出可能です:

窓口提出(地方出入国在留管理局)
→ 申請書類一式を持参または郵送

オンライン申請(電子申請)
→ 法務省の電子申請ポータルから提出(ICカードが必要な場合あり)
注意:2026年現在、システムのUI変更があり、申請場所がわかりにくいケースあり(海外の利用者体験談)


Step4:審査期間

通常、申請後2週間〜1ヶ月程度の審査期間が必要とされます。これは混雑状況や書類内容により前後します。


Step5:審査結果通知の受領

結果は郵送で届くことが一般的ですが、オンライン申請の場合は電子通知になることもあります。
許可されれば、新しい在留カードを受け取ります。


③ 必要書類一覧(更新申請の提出書類)

以下では、申請の際に必要となる主要書類を分類して整理します。


A. 申請人(外国人本人)に関する書類

必要書類内容
在留期間更新許可申請書官署所定様式
在留カード現在の在留カード
パスポート現在有効なパスポート
写真最近3ヶ月以内撮影(4×3cm)
報酬(給与)に関する説明書収入の概要
雇用契約書の写し現職の契約書
雇用条件書の写し就労条件の確認
税務関係証明書住民税・納税証明・源泉徴収票等
社会保険関係書類国民健康保険/年金の証明
公的義務履行書類納税義務などの証明(必要な場合)

B. 所属機関(受入れ企業)に関する書類

※2025年4月以降、更新申請の際所属機関に関する書類は原則不要となりました。ただし、審査状況により後日提出を求められる場合があります。


C. 分野別書類

介護・農業・建設などの分野ごとに必要書類が異なるケースあり。個別に公式様式確認が必要です。


更新申請のタイミング

  • 1号特定技能:在留期間満了日の前6ヶ月〜3ヶ月前に準備 → 申請
  • 2号特定技能:在留期間満了前に同様
  • 満了日直前になってからでは書類準備が間に合わないケースもあるため、前もって準備するのが安全です。

よくある注意点

×書類不備による不許可

申請書の記載漏れ・税金や保険料の証明不足などで不許可になるケースがあり、審査に時間がかかる原因にもなります。

× オンライン申請システムの操作ミス

最近のオンライン申請ポータルではUIが変わっており、申請フォームの見つけ方で戸惑うケース報告もあります。

×雇用先・就労条件に変更がある場合の注意

雇用先の変更や契約条件の大幅な変更がある場合、在留資格変更許可申請が必要な可能性があります。


よくあるQ&A


Q1 更新申請はいつからできますか?

通常、各在留期間の満了日3ヶ月前から申請できます。余裕を持って4〜5ヶ月前から準備を始めるのが安心です。


Q2 更新は本人でなくてもできますか?

本人以外でも、法定代理人や申請取次資格者(行政書士等)が申請可能です。


Q3 更新申請せず在留期間が過ぎたら?

在留資格が失効し、不法滞在扱いになるリスクがあります。期限内申請を必ず行いましょう。


Q4 オンライン申請と窓口申請はどちらがいい?

書類不備なく手続きに慣れているならオンライン申請が便利ですが、初めての方は窓口提出で担当者にチェックしてもらうのも安心です。


まとめ(更新申請成功のコツ)

  • 在留期間満了の前を目安に準備を開始
  • 必要書類を公式様式で揃える(リンクからDL)
  • 余裕を持って提出 → 審査結果を待つ
  • 変更がある場合は在留資格変更手続きを検討

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参考リンク

  「記事監修」 加納行政書士事務所 運営HP:ビザ申請サポートNavi https://visasupportnavi.net/ 代表 特定行政書士 加納 裕之 「学歴」  同志社大学大学院法学研究科公法学専攻博士前期課程修了(修士(法学))  明治大学法科大学院修了 「資格」  行政書士(特定付記)、TOEIC805点 「専門分野」  入管取次・ビザ申請、在留資格、永住・帰化、外国人問題、国際公法
「記事監修」
加納行政書士事務所
運営HP:ビザ申請サポートNavi https://visasupportnavi.net/  

代表
特定行政書士 加納 裕之  
「学歴」
 同志社大学大学院法学研究科公法学専攻博士前期課程修了(修士(法学))
 明治大学法科大学院修了
「資格」
 行政書士(特定付記)、TOEIC805点
「専門分野」
 入管取次・ビザ申請、在留資格、永住・帰化、外国人問題、国際公法

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