在留カードを紛失したときの再発行手続きまとめ|手続き方法・必要書類・注意点を解説
**在留カードを失くしてしまった方へ。**この記事では、「在留カードの紛失」から「再発行の手続き方法」までを、わかりやすく丁寧に解説します。外国人の方や外国人を雇用している企業担当者にとっても役立つ情報を網羅しています。
目次
1,在留カードを紛失したときの対応は?
在留カードを紛失したら、まず最初に警察へ届出を行いましょう。
警察に届け出る理由
- 紛失届出証明書(紛失証明書)が必要となるため
- 不正利用の防止のため
POINT: 紛失証明書は、再発行時に必須の書類です。
2,在留カード再発行手続きの流れ
- 最寄りの警察署で紛失届を提出
- 出入国在留管理庁で再発行の申請
- 審査後、在留カードが交付される
通常、申請から1~2週間程度で再発行されます。
3,再発行に必要な書類
在留カードの再発行には、以下の書類が必要です:
- 紛失届出証明書(警察で発行)
- 再交付申請書(出入国在留管理庁の公式サイトからダウンロード)
- パスポート(原本)
- 写真(縦4cm×横3cm、6か月以内に撮影)
- 在留カード(破損・汚損の場合のみ)
TIP: 必要書類は地方出入国在留管理局によって若干異なる場合があります。事前に確認しましょう。
4,申請期限と罰則について
在留カードを紛失した場合、14日以内に再発行申請を行う義務があります(出入国管理及び難民認定法第19条の13)。
- 期限を過ぎた場合:行政指導や罰則の対象になる可能性があります。
- 正当な理由があれば、延長が認められることもあります。
5,再発行までの期間と注意点
- 通常の発行期間: 約1~2週間
- 即日発行: 原則不可。ただし緊急時は一部対応可能な場合あり。
- 費用: 無料(ただし写真代などは自己負担)
注意点
- 転居や在留資格変更がある場合は、同時に申請が必要
- 再発行中もパスポートなどで本人確認が必要になる場面があります
6,よくある質問(FAQ)
Q1. 在留カードを破損しただけでも再発行できますか?
はい。破損・汚損の場合でも再発行は可能です。破損したカードは持参してください。
Q2. 外国人の子どもの在留カードも同じ手続きが必要?
はい。未成年の方でも在留カードを持っている場合、同様の手続きが必要です。
Q3. 雇用先が在留カードの紛失を知った場合、どうすればいい?
本人が速やかに再発行手続きを行うよう指導しましょう。企業としての義務はありませんが、報告義務がある場合もあります。
7,まとめ:在留カードを失くしたら、すぐに行動を!
在留カードは、日本で合法的に滞在するために非常に重要な身分証明書です。紛失時は慌てず、以下の3ステップで対応しましょう。
- 警察に紛失届を出す
- 必要書類を揃える
- 出入国在留管理庁に申請する
再発行は無料かつ簡単に行えますが、期限を守ることが重要です。
![]() 「記事監修」 加納行政書士事務所 運営HP:ビザ申請サポートNavi https://visasupportnavi.net/ 代表 特定行政書士 加納 裕之 「学歴」 同志社大学大学院法学研究科公法学専攻博士前期課程修了(修士(法学)) 明治大学法科大学院修了 「資格」 行政書士(特定付記)、TOEIC805点 「専門分野」 入管取次・ビザ申請、在留資格、永住・帰化、外国人問題、国際公法 |
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