興行ビザ更新申請(在留資格「興行」更新)完全ガイド|必要書類・申請手順・注意点
在留資格「興行」を持つ外国人が、日本での活動(演劇、演芸、ダンス、歌唱、スポーツ等の興行)を継続するには、**在留期間満了の前に「在留期間更新許可申請」**を必ず行う必要があります。本記事では、申請に必要な書類、提出方法、審査ポイント、よくある質問(Q&A)まで徹底解説します。
目次
1. 在留資格「興行」とは
在留資格「興行」は、外国人が日本で興行活動(演劇、演芸、歌手、ダンサー、スポーツ等)を行う活動に該当する在留資格です。活動内容によって基準(1 号イ・1 号ロ・1号ハ・2 号・3 号)が分かれています。
主な該当例
- 俳優、歌手、演奏者、ダンサー
- プロスポーツ選手
- 興行に付随するスタッフ(※ 条件による分類あり)
詳細は 法務省 出入国在留管理庁「在留資格『興行』」公式ページ をご参照ください。
2. 興行ビザ更新(在留期間更新許可申請)とは
更新申請が必要なケース
在留資格「興行」で日本に滞在中に、在留期間が満了する前に日本での活動を継続したい場合は、**「在留期間更新許可申請」**を行います。更新申請をしないまま在留期間が切れた場合、そのまま継続して活動・滞在することはできません。
在留期間満了前に適切な申請が行われている場合、申請中も在留資格は有効(「在留期間更新許可申請中」のスタンプが押印される場合があります)。
3. 更新申請の提出時期
更新申請は、在留期限の90 日前〜期限当日までに行うのが一般的です。
早めの準備で審査時間や追加資料の提出リスクを減らしましょう。多くの申請者は 2〜3 か月前から準備しています。
4. 必要書類一覧
以下は一般的な「興行在留資格 更新申請」に必要とされる書類例です。
基本提出書類
- 在留期間更新許可申請書
– 出入国在留管理局窓口で取得、または事前に印刷して利用可能。 - パスポート(原本+コピー)
- 在留カード(原本+コピー)
- 写真(縦4cm×横3cm)(必要な場合)
- 活動内容証明書(契約書、出演・公演計画等)
活動・契約資料例
- 興行契約書の写し
- 興行スケジュール(日時・場所・出演内容)
- 報酬・支払い条件の説明資料
- 主催団体・招聘機関の概要書類
※ 日本語以外の書類には正確な日本語訳を添付してください。
5. 更新申請の流れ(ステップ・バイ・ステップ)
STEP 1:必要書類の準備
在留期限を確認し、必要な最新書類を揃えます。
STEP 2:提出窓口の確認
居住地の管轄の 地方出入国在留管理局 または出入国在留管理庁のカウンターへ提出します。
STEP 3:申請料金の支払い
審査手数料として 6,000 円(収入印紙)が基本的に必要です。
STEP 4:申請受理
申請後、審査期間が始まります。申請中は在留期限まで日本に滞在可能です。
STEP 5:審査結果
許可の場合は新しい在留期間の在留カードが発行されます。
※ 必要に応じて追加資料の提出を求められる場合があります。
6. 更新審査のポイント(審査官が見るポイント)
継続性と活動内容
- 現行活動が引き続き在留資格「興行」に適合しているか
- 活動内容と契約内容が実際の活動を裏付けるか
報酬と契約条件
- 確実な報酬支払いを証明する書類
- 活動に関連した契約書・請求書・支払明細等
追加書類の整合性
- 不足書類がある場合は追加で提出が必要
- 日本語訳付きで提出すること
審査に時間がかかる場合があるため、早めの申請準備がおすすめです。
7. よくある更新申請のミス
- × 写真のサイズ不適合
- × 契約書の和訳がない
- × 在留期限 直前の提出で追加資料に対応できない
- × 活動と提出書類の内容が一致しない
これらは審査遅延・不許可の原因になり得ます。十分に確認しましょう。
8. 更新申請の審査期間
申請から 通常数週間〜1 か月前後で結果が出るケースが多いですが、混雑や書類内容によっては追加審査が発生することもあります。
申請中はそのまま在留資格を維持できますので、期限が過ぎても滞在可能です(申請中の特例)。
9. 更新申請後の在留カード受領
更新許可が下りると、新しい 在留カード が発行されます。申請人は 指定された期日までに受取りが必要です。
10. よくある質問(Q&A)
Q1:いつから更新申請できますか?
在留期限の 90 日前から申請できます。余裕を持って準備しましょう。
Q2:審査中に期限が切れた場合どうなりますか?
申請中は自動的に滞在資格が延長されます。期限切れで不法滞在になることはありません(申請中のスタンプが押される場合があります)。
Q3:必要書類が日本語でない場合は?
正確な日本語訳を添付してください。翻訳者の署名を付けると信頼性が高まります。
Q4:更新が不許可になったら?
不許可の場合、理由の説明や再申請の要否を確認し、出入国在留管理局に相談してください。
専門家の支援を受けると手続きがスムーズです。
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12. まとめ
在留資格「興行」の更新申請は、申請書・契約書・活動証明・報酬資料などの提出が必要です。
書類不備を防ぎ、十分な準備期間を確保することが合格の鍵になります。
まずは管轄の出入国在留管理局の最新情報をチェックし、余裕を持った準備を進めましょう。
![]() 「記事監修」 加納行政書士事務所 運営HP:ビザ申請サポートNavi https://visasupportnavi.net/ 代表 特定行政書士 加納 裕之 「学歴」 同志社大学大学院法学研究科公法学専攻博士前期課程修了(修士(法学)) 明治大学法科大学院修了 「資格」 行政書士(特定付記)、TOEIC805点 「専門分野」 入管取次・ビザ申請、在留資格、永住・帰化、外国人問題、国際公法 |
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