興行ビザ2号(在留資格「興行」基準2号)申請 必要書類ガイド

在留資格「興行」は、外国人が日本国内で 演劇・演芸・音楽・スポーツ・イベント出演など報酬を得る活動(興行活動) を行う際に必要なビザです。本記事では、基準2号(スポーツ・サーカスなど一般的な興行活動を含む)の申請に必要な書類・提出方法・審査ポイント・よくある質問まで 徹底解説します。


1. 興行ビザ2号とは?

在留資格「興行」は、日本で興行活動を行う外国人向けの在留資格です。
基準2号は主に スポーツ選手、巡業団、サーカス、一般的な興行活動 に該当します。

公式・詳細はこちら
参考リンク:出入国在留管理庁「在留資格『興行』(基準2号)」案内
https://www.moj.go.jp/isa/applications/status/entertainer03.html


2. 申請の種類と基本書類

興行ビザ2号の申請は主に以下の3種類があります。

申請種類対象者
在留資格認定証明書交付申請(COE申請)海外から日本へ来る方
在留資格変更許可申請日本に既に在留し、資格変更を希望する方
在留期間更新許可申請日本に在留し継続して活動する方

各申請で共通する重要書類をまず把握しましょう。


3. 在留資格認定証明書交付申請(COE申請)の必要書類一覧

必須提出書類(基本)

  1. 在留資格認定証明書交付申請書
    → 法務省所定の申請書(指定用紙)を使用。
  2. 写真(1枚)
    → 最近撮影の規格写真(4×3cm程度)。
  3. 返信用封筒(切手貼付)
    → 定形封筒に宛先明記、必要切手(簡易書留等)。

申請人(外国人)関係書類

  1. 申請人の経歴書・活動経歴を証明する文書
    ・過去の活動歴(実績、契約履歴、賞歴など)
    ・ポートフォリオ、作品例、受賞歴など資料添付推奨

招へい機関関係

  1. 招へい機関の概要を示す書類
  • 登記事項証明書(会社の場合)
  • 直近の決算書(損益計算書・貸借対照表)
  • 従業員名簿(企業実態の証明)

興行会場・施設関連

  1. 会場・施設の概要資料(該当する場合)
  • 営業許可書の写し
  • 施設図面・間取り
  • 客席、控室、外観写真

契約・活動内容関係

  1. 興行に係る契約書の写し
    → 契約には活動内容、期間、報酬が明記されたものが必要です。
  2. 雇用契約書/出演承諾書等
    → 日本での活動内容・期間・立場・報酬を証明。

その他参考書類(任意)

  • 滞在日程表(活動スケジュール)
  • 興行日程表
  • 広告・チラシ・公演概要資料
  • 英文(非日本語)の場合、日本語訳も添付

4. 在留資格変更申請の必要書類

日本に現在在留中の方が他の資格から「興行」へ変更する場合、COE申請とほぼ同一の書類が必要ですが、下記が追加・変更となります。

  • 在留資格変更許可申請書
  • パスポートと在留カードの提示
  • 上記応募内容を証明する資料同様(契約書、経歴書等)

5. 在留期間更新許可申請の必要書類

在留中に活動を継続する場合は更新申請が必要です。必要な書類は以下です。

  1. 在留期間更新許可申請書
  2. 写真
  3. パスポート・在留カード提示
  4. 活動内容証明書類(契約書/活動証明)
  5. 税務関連(住民税・納税証明)
  6. 活動日程表等

6. 審査のポイントとよくある注意

不備があると審査遅延・不許可に

  • 書類の不備(未記入、写真規格不適合等)は 審査遅延・不許可 の原因になるため注意が必要です。

英語・外国語書類は翻訳も添付

外国語で作成された書類は日本語訳をつける必要があります。翻訳者の署名・連絡先を添付すると安心です。


申請のタイミング

  • 在留資格認定証明書(COE)は交付から 3か月以内にビザ申請・入国 が必要です。
  • 更新申請は 在留期間満了の3か月前から 行えます。

興行ビザ2号(Q&A)


Q1:興行ビザとその他のビザの違いは?

答え:
興行ビザは報酬を伴う 興行活動 を目的とする在留資格です。他のビザ(留学・就労など)とは活動範囲・審査基準が異なります。


Q2:契約書に明確な報酬が書かれていないとダメ?

答え:
報酬額・条件が明記された契約書は必須です。契約内容が曖昧だと審査で追加資料要求や不許可になる可能性があります。


Q3:招へい機関が個人でも申請可能?

答え:
基本は法人・団体での招へいが一般的です。ただし、個人事業主でも実態が証明できる場合は可能性があります(ケースバイケース)。関連書類の充実が重要です。


Q4:審査期間の目安は?

答え:
在留資格認定証明書の審査期間は 通常数週間〜数か月程度(案件により異なります)。追加資料要求で延びるケースあり。


Q5:申請人が未成年でも同じ書類?

答え:
基本書類は同じですが、未成年の申請人は身元保証・保護者同意など追加書類が求められる場合があります。


まとめ:申請書類のチェックポイント

  • 必須書類は 申請書・契約書・経歴書・招へい機関関連書類
  • 外国語の資料は 日本語翻訳添付
  • 更新・変更はそれぞれ別の申請書が必要
  • 不備を避けるため 申請前のチェックリスト活用 が重要

関連記事・参考リンク

関連記事:

参考リンク:

 
「記事監修」
加納行政書士事務所
運営HP:ビザ申請サポートNavi https://visasupportnavi.net/  

代表
特定行政書士 加納 裕之  
「学歴」
 同志社大学大学院法学研究科公法学専攻博士前期課程修了(修士(法学))
 明治大学法科大学院修了
「資格」
 行政書士(特定付記)、TOEIC805点
「専門分野」
 入管取次・ビザ申請、在留資格、永住・帰化、外国人問題、国際公法

無料相談

まずは、無料相談に、お気軽にお申込み下さい。ご相談の申し込みは、「お問い合わせページ」から承っております。なお、無料相談は事前予約制とさせて頂いています。

お問い合わせ