モンゴル人配偶者の帰化申請に必要な要件と準備|配偶者特別帰化(簡易帰化)も徹底解説【完全ガイド】
目次
はじめに|モンゴル人配偶者の帰化申請は「準備8割」
日本人と結婚したモンゴル国籍の配偶者が日本国籍を取得する方法が**「帰化申請」です。
特に配偶者の場合は、一般帰化より要件が緩和される「配偶者特別帰化(簡易帰化)」**が適用される可能性があります。
しかし、
- モンゴル特有の書類取得
- 戸籍・婚姻関係の立証
- 生計要件・素行要件の判断
- 日本語能力の実務的基準
など、実務上つまずきやすいポイントも多く、事前準備の質が結果を大きく左右します。
本記事では、
- モンゴル人配偶者の帰化申請要件
- 簡易帰化の条件と注意点
- 必要書類・準備の流れ
- 不許可を避ける実務ポイント
- よくあるQ&A
を、徹底解説します。
1. 帰化申請とは?モンゴル人配偶者も対象になる?
帰化とは、外国籍の方が日本国籍を取得する制度です。
根拠法令は 国籍法 です。
参考リンク(法務省公式)
https://www.moj.go.jp/MINJI/minji78.html
モンゴル国籍の方も、日本に継続して居住し、一定の要件を満たせば帰化申請が可能です。
2. 帰化申請の種類|一般帰化と配偶者特別帰化(簡易帰化)
一般帰化
通常の外国人向けの帰化で、以下のような要件があります。
- 引き続き5年以上日本に居住
- 安定した生計
- 素行善良
- 日本語能力(読み書き・会話)
- 国籍喪失要件 など
配偶者特別帰化(簡易帰化)とは?
日本人の配偶者であることを理由に、
一部要件が大幅に緩和される帰化制度です。
- 在留年数要件が短縮
- 生計要件の判断が柔軟
- 日本社会への定着性が重視される
3. モンゴル人配偶者が「簡易帰化」できる主な要件
① 日本人と法律上の婚姻関係にあること
- 日本の戸籍に婚姻が記載されている
- モンゴル側の婚姻証明書との整合性が取れている
※ 事実婚・内縁関係は不可
② 日本での居住実績
以下いずれかを満たすケースが多いです。
- 婚姻後 3年以上 + 日本在留 1年以上
- または 婚姻3年以上で海外在住 → 日本在留1年以上
※ 在留資格は「日本人の配偶者等」であることが望ましい
③ 生計要件(世帯単位で判断)
帰化では夫婦合算の収入で判断されます。
- 日本人配偶者の収入でもOK
- 正社員でなくても可(安定性重視)
- 扶養状況・貯蓄・生活実態も総合判断
④ 素行要件(特に注意)
以下が厳しくチェックされます。
- 納税状況(住民税・年金・健康保険)
- 交通違反歴(軽微でも複数回は要注意)
- 刑事事件・前科の有無
「配偶者だから甘い」ということはありません
⑤ 日本語能力(実務基準)
明確な試験はありませんが、
小学校3年生程度の日本語能力が目安です。
- 日常会話
- ひらがな・カタカナ
- 簡単な漢字の読み書き
※ モンゴル語話者は日本語習得が早いケースも多いですが、面談対策は必須です。
4. モンゴル人配偶者の帰化申請に必要な主な書類
【日本側書類】
- 戸籍謄本
- 住民票
- 課税証明書・納税証明書
- 在職証明書・源泉徴収票
- 住居関係資料(賃貸契約書等)
【モンゴル側書類(重要)】
- 出生証明書
- 婚姻証明書
- 家族関係証明書
- 国籍証明書
※
- モンゴル国内で取得
- 公証+日本語翻訳必須
- 書式・記載ズレに注意
5. 帰化申請の流れ【実務ベース】
- 法務局への事前相談(予約制)
- 必要書類リストの交付
- 国内・モンゴル書類の収集
- 日本語翻訳・内容精査
- 帰化申請書提出
- 面談(複数回の場合あり)
- 結果通知(約8〜12か月)
6. モンゴル人配偶者の帰化で不許可になりやすい原因
- 書類の記載不一致(氏名・生年月日)
- 税金・年金の未納
- 交通違反の多発
- 婚姻実態が不十分と判断
- 日本語能力不足
事前の専門チェックで回避可能なケースが大半です。
7. 行政書士に依頼するメリット
- モンゴル書類の取得・翻訳サポート
- 不許可リスクの事前洗い出し
- 面談想定質問の対策
- 法務局対応の一括管理
時間・精神的負担を大幅に軽減できます。
よくある質問(Q&A)
Q1. モンゴル人配偶者は必ず簡易帰化できますか?
A. いいえ。婚姻年数・居住実績・素行などを総合判断されます。
Q2. 日本語があまり得意でなくても大丈夫?
A. 日常生活レベル+簡単な読み書きが必要です。事前対策でカバー可能です。
Q3. 帰化するとモンゴル国籍はどうなりますか?
A. 日本は重国籍を認めないため、原則としてモンゴル国籍喪失手続きが必要です。
Q4. 永住ビザと帰化、どちらが良い?
A. 権利・義務が大きく異なります。目的次第で最適解は変わります。
まとめ|モンゴル人配偶者の帰化は「戦略と準備」が鍵
- 配偶者特別帰化は大きなメリットあり
- ただし審査は決して甘くない
- モンゴル特有の書類対応が重要
- 早めの専門家相談が成功率を左右
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「記事監修」 加納行政書士事務所 運営HP:ビザ申請サポートNavi https://visasupportnavi.net/ 代表 特定行政書士 加納 裕之 「学歴」 同志社大学大学院法学研究科公法学専攻博士前期課程修了(修士(法学)) 明治大学法科大学院修了 「資格」 行政書士(特定付記)、TOEIC805点 「専門分野」 入管取次・ビザ申請、在留資格、永住・帰化、外国人問題、国際公法 |
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