COE申請の流れと必要書類|在留資格認定証明書取得ガイド
外国人の日本での就労・留学・結婚滞在に必須!COE(在留資格認定証明書)の申請方法と必要書類をわかりやすく解説します。最新の申請フローや注意点も網羅。
目次
COE(在留資格認定証明書)とは?
COE(在留資格認定証明書)とは、日本に中長期間滞在するために必要な事前審査証明書で、出入国在留管理庁が発行します。これを使うことで、外国人本人が海外の日本大使館・領事館でスムーズにビザ申請を行うことが可能になります。
✅ ポイント:観光ビザとは違い、就労・留学・家族滞在などの「長期滞在」を目的とする場合はCOEがほぼ必須です。
COE申請の流れ
🔁 一般的な申請フロー
- 必要書類の準備
- 地方出入国在留管理局に提出
- 審査期間(約1〜3か月)
- COE交付通知の受領
- COE原本を外国人本人に送付
- 在外公館でのビザ申請・取得
- 日本入国
💡 補足:申請は、本人に代わって日本の企業・学校・配偶者などが代理で行うのが一般的です。
必要書類一覧(目的別)
✍️ 就労ビザ(技術・人文知識・国際業務等)
- COE申請書
- 雇用契約書のコピー
- 会社概要資料(登記簿謄本、決算報告書など)
- 卒業証明書/職歴証明書
- パスポートのコピー
📚 留学ビザ
- COE申請書
- 入学許可証
- 在学予定校の概要
- 経費支弁能力を示す資料(送金証明・残高証明など)
💍 配偶者ビザ
- COE申請書
- 戸籍謄本または婚姻証明書
- 配偶者の在留カード(または日本国籍証明)
- 収入証明(課税証明書・納税証明書)
🔗 詳しくはこちらも参考に:法務省|在留資格認定証明書
申請時の注意点と不許可リスク
- ❌ 虚偽情報の記載:重大な理由で不許可になり、以降の申請にも影響します。
- 📉 企業・団体の信頼性不足:赤字決算の会社や幽霊学校は審査に不利です。
- 🔄 不備書類の追加要求:書類不足により審査が長期化するケースも。
✅ 対策:行政書士など専門家に依頼することで成功率アップも期待できます。
COE取得後のビザ申請手続き
COEを取得したら、次は現地の日本大使館・領事館でのビザ申請です。
- 必要書類:
- COE(原本)
- パスポート
- ビザ申請書(写真付き)
- 処理期間:通常5営業日程度
🔗 外務省リンク:日本ビザ申請について
よくある質問(FAQ)
Q. COEの有効期限は?
A. 3か月間です。有効期限内にビザ取得と入国を行う必要があります。
Q. COEは本人が日本国内で申請できますか?
A. 原則として、日本国内にいる代理人が申請します。本人は海外にいる前提です。
Q. COE審査が遅いのですがどうすればいい?
A. 書類不足や混雑が原因。追加書類提出依頼が来ていないか確認しましょう。
まとめ:COE申請は計画的に!
COE(在留資格認定証明書)申請は、日本での長期滞在の最初の関門です。目的に応じた正確な書類提出と、審査基準への理解が成功のカギです。準備に不安がある方は、行政書士や専門エージェントへの相談も検討してみましょう。
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![]() 「記事監修」 加納行政書士事務所 運営HP:ビザ申請サポートNavi https://visasupportnavi.net/ 代表 特定行政書士 加納 裕之 「学歴」 同志社大学大学院法学研究科公法学専攻博士前期課程修了(修士(法学)) 明治大学法科大学院修了 「資格」 行政書士(特定付記)、TOEIC805点 「専門分野」 入管取次・ビザ申請、在留資格、永住・帰化、外国人問題、国際公法 |