日本人の配偶者ビザ再申請方法とは?不許可から許可へ導くポイントと対策

「配偶者ビザが不許可に…。どうすれば再申請で許可されるの?」

そんな悩みを抱えていませんか?
本記事では「日本人の配偶者ビザの再申請方法」について、最新情報に基づいてわかりやすく解説します。再申請で成功するための書類、注意点、実際の事例も紹介しています。


✅この記事でわかること

  • 日本人の配偶者ビザの再申請は可能か?
  • 不許可理由と対策のポイント
  • 再申請の正しい手順と必要書類
  • 再申請で許可された実例
  • 失敗しないための注意点と専門家の活用方法

1. 日本人の配偶者ビザとは?

「日本人の配偶者等ビザ」は、日本人と結婚している外国籍の配偶者が日本に中長期滞在するために必要な在留資格です。

このビザでは就労も可能で、在留期間は通常1年、3年、5年のいずれかが与えられます。


2. 配偶者ビザが不許可になる主な理由

再申請の前に、なぜ不許可になったのかを正確に把握することが最重要です。主な不許可理由は以下のとおり:

❌ 不許可になりやすい理由:

  • 結婚の実態が証明不足(偽装結婚と疑われる)
  • 提出書類の不備や矛盾
  • 経済的基盤の不安定さ(収入が少ない、無職など)
  • 過去の在留違反歴
  • 面接での説明不足

3. 配偶者ビザの再申請は可能?再申請のタイミングとは?

✔️ 再申請は可能です!

ただし、内容を変えずにすぐに再提出しても結果は同じです。不許可の理由を明確に理解し、対策をとった上で再申請しましょう。

再申請のおすすめタイミング:

  • 不許可通知後、原因を精査し改善策を講じた後
  • 新たな証拠書類が用意できたタイミング
  • 生活基盤や収入面が安定してから

4. 再申請時に必要な書類一覧

通常の申請書類に加え、**再申請では「不許可理由をカバーする資料」**が重要です。

📄 基本書類:

  • 在留資格認定証明書交付申請書
  • 写真(縦4cm×横3cm)
  • 住民票、戸籍謄本、結婚証明書
  • 身元保証書、質問書
  • 納税証明書、課税証明書(配偶者の収入証明)

📎 再申請での追加書類(重要):

  • 不許可理由に対する説明書(反論文)
  • 交際履歴・生活実態を証明する資料(写真、チャット履歴、送金記録など)
  • 家計の見通しや安定性を説明する資料(雇用証明書、源泉徴収票)
  • 同居証明(賃貸契約書、住民票など)

5. 再申請で成功した実例

✅ 事例①:交際証拠を追加して再申請 → 許可

交際期間が短く不許可になったが、LINE履歴・写真・訪問記録を丁寧に提出したことで、再申請で許可。

✅ 事例②:収入不足が原因 → 新職場で収入安定後に許可

主たる生計維持者がアルバイト収入だったが、正社員雇用後に再申請し許可。


6. 再申請の注意点と失敗しないためのコツ

⚠️ よくある失敗例

  • 前回と同じ内容のまま提出
  • 書類の矛盾や誤記載
  • 反論書が抽象的・感情的すぎる

💡 成功するためのコツ

  • 不許可理由を具体的に理解・反映
  • 第三者(専門家)の目で書類をチェック
  • 客観的な証拠をできるだけ多く揃える
  • 法的根拠や事実をもとに冷静に主張する

7. 専門家に相談するべきタイミングとは?

以下のようなケースでは、行政書士に相談するのがおすすめです:

  • 再申請が2回目以上
  • 日本語に自信がない
  • 申請内容が複雑(子連れ、前科あり、過去の在留違反など)
  • 短期間で許可が欲しい

まとめ|再申請は冷静な対応と書類の質で決まる!

  • 配偶者ビザの再申請は「不許可理由の把握と改善」がカギ
  • 書類の質・証拠の量が審査に直結する
  • 冷静かつ戦略的に対処すれば、再申請での許可は十分可能
  • 専門家に頼ることで、成功率を大幅に上げることができる

🔍 関連記事

 
「記事監修」
加納行政書士事務所
運営HP:ビザ申請サポートNavi https://visasupportnavi.net/  

代表
特定行政書士 加納 裕之  
「学歴」
 同志社大学大学院法学研究科公法学専攻博士前期課程修了(修士(法学))
 明治大学法科大学院修了
「資格」
 行政書士(特定付記)、TOEIC805点
「専門分野」
 入管取次・ビザ申請、在留資格、永住・帰化、外国人問題、国際公法

無料相談

 弊所では無料相談を実施しています。まずは、無料相談に、お気軽にお申込み下さい。ご相談の申し込みは、「お問い合わせページ」から承っております。