査証免除国(ビザ免除国)とは?|日本へのビザ不要入国をわかりやすく解説

この記事のポイント

  • 査証免除国(ビザ免除国)の定義
  • 短期滞在ビザ(短期滞在査証)とは
  • 日本にビザなしで入国できる国・地域一覧(最新公式情報)
  • ビザ免除で入国する際の条件・注意点
  • よくあるQ&A(初心者向け)
  • 内部リンク・外部リンク付きで公式情報にアクセス可能

1. 査証免除国(ビザ免除国)とは?

査証免除国(ビザ免除国)とは、文字どおり「査証(ビザ)」を事前に取得しなくても、一定期間・目的で日本に入国できる国・地域のことを指します。

通常、日本へ入国するには、事前に在外の日本大使館・領事館で査証(ビザ)を発給してもらう必要がありますが、査証免除国・地域の場合は不要です。
ただしこれは「短期滞在(観光・商用・親族訪問等)」に限られ、労働や長期滞在には適用されません。


2. 短期滞在ビザ(短期滞在査証)とは?

「短期滞在ビザ」とは、**日本に短期間(通常15〜90日程度)滞在するための査証(ビザ)**の一種です。

対象となる活動例

  • 観光・レジャー
  • 親族・友人訪問
  • ビジネス出張・面談
  • 会議・セミナー参加
  • 学術会議・非報酬の講演・イベント参加

※ 給与を伴う就労や長期滞在は含まれません。

滞在期間の目安

ビザ免除の対象国・地域により、最長滞在期間が異なります(例:90日、30日、15日など)。


3. ビザ免除国・地域一覧(短期滞在ビザ不要)

日本には外務省が定める査証免除(ビザ免除)国・地域があります。2025年9月1日時点で74の国・地域との相互査証免除制度が公式に存在しています。

アジア

国・地域滞在可能日数の目安
ブルネイ30日
インドネシア90日 *注1
マレーシア90日
シンガポール90日
韓国90日
香港90日
マカオ90日
台湾90日
タイ15日 *注2

北米

滞在可能日数
カナダ90日
アメリカ合衆国90日

中南米・カリブ

滞在可能日数
アルゼンチン90日
チリ90日
コスタリカ90日
ドミニカ共和国90日
エルサルバドル90日
グアテマラ90日
ホンジュラス90日
バハマ90日
バルバドス90日
ドミニカ共和国90日
グアテマラ90日
ウルグアイ90日

ヨーロッパ

多くの欧州諸国が対象になっています(ほぼEU加盟国ほぼ全て)。
例:

  • オーストリア
  • ベルギー
  • クロアチア
  • キプロス
  • デンマーク
  • エストニア
  • フィンランド
  • フランス
  • ドイツ
  • ギリシャ
  • ハンガリー
  • アイルランド
  • イタリア
  • ラトビア
  • リヒテンシュタイン
  • リトアニア
  • ルクセンブルク
    他多数(計74国・地域)

オセアニア

滞在可能日数
オーストラリア90日
ニュージーランド90日

中東

中東地域では、対象国は多くありませんが、以下の国が原則として短期滞在ビザ免除の対象です。

国名滞在可能日数(目安)
イスラエル90日
トルコ90日
アラブ首長国連邦(UAE)30日

※ パスポートの種類(一般旅券・外交旅券等)によって条件が異なる場合があります。
※ 情勢変化により一時停止される場合もあるため、必ず最新情報を確認してください。


アフリカ

アフリカ地域では、対象国はさらに限定的です。

国名滞在可能日数(目安)
チュニジア90日
モーリシャス90日
レソト90日

※ 南アフリカ共和国やエジプト、モロッコ、ナイジェリアなどは原則ビザが必要です。

注記・補足

  • インドネシア:以前は短期15日でしたが、現在は90日以内の短期滞在でビザ免除対象になっています。
  • タイ:ビザ免除は15日以内の短期滞在が基本です。

ビザ免除での入国時に注意すべきポイント

1. 入国審査は必ずあります

査証免除であっても、日本の入国審査は必ず行われます。
入国の承認・拒否は日本の入国管理官の判断で決まります。


2. 滞在目的・期間を明確に

ビザ免除では 観光・ビジネス等の短期滞在活動のみ認められます
報酬を受ける仕事はできません。また、滞在期間を超えると違法滞在です。


3. 必要書類を用意する

入国時の提示を求められることがあります:

  • パスポート
  • 復路または第三国へ出国する航空券
  • 滞在目的が証明できる資料(観光日程等)
  • 資金を証明する資料(クレジットカード、現金等)

よくある質問(FAQ)

Q1. 中国はビザ免除国ですか?

➡ 一般の中国国籍者は現時点でビザ免除対象外です(短期滞在でも原則ビザが必要)。ただし中国政府が一時的に 日本人に対して短期ビザなし渡航を再開 するなど、政府間で別個の措置が存在するため、最新情報は外務省・中国大使館で確認してください。


Q2. 学生や留学目的でもビザ免除ですか?

➡ いいえ。学生・留学等の長期滞在目的はビザ免除対象ではありません。在留資格や査証申請が必要です。


Q3. ビザ免除で来日した場合、働けますか?

➡ ビザ免除で入国した場合は 就労不可。就労する場合は別途在留資格の取得が必要です。


まとめ(重要ポイント総復習)

項目内容
査証免除国とは?ビザを事前に取得せず短期入国が認められる国
対象者上記74カ国・地域のパスポート所持者
滞在目的観光・ビジネス等の短期活動のみ
滞在期間15〜90日(国・地域により異なる)
注意点入国審査があり、目的外活動は不可

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参考リンク

 
「記事監修」
加納行政書士事務所
運営HP:ビザ申請サポートNavi https://visasupportnavi.net/  

代表
特定行政書士 加納 裕之  
「学歴」
 同志社大学大学院法学研究科公法学専攻博士前期課程修了(修士(法学))
 明治大学法科大学院修了
「資格」
 行政書士(特定付記)、TOEIC805点
「専門分野」
 入管取次・ビザ申請、在留資格、永住・帰化、外国人問題、国際公法

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